まさか、二日続けて『幼い子の殺害』などと言う話題をこのブログへ書くことに
なるとは思わなかった。
今朝、神奈川県川崎市で通学途中の子ども達を含めた十数人が刃物を持った加害
男性に切りつけられ死傷する事件が起きた。
加害男性も自ら命を絶ったため、動機などの背景は未だわかっていない。
「なんで、こんな無残なことが起きるのか。」、「どうすれば、このような事件を
防ぐことができるのか。」
非常に残念なことではあるが、このような加害者を生み出さないことも、事件を
未然に防ぐこともできないだろう。
今後は、この加害男性の精神状況などが注目されることだろうと思う。
精神疾患や発達障害といった病気を患っていたのかどうかなど。
大昔であれば、他者に危害を加える危険性を持っている者を隔離したり、処刑した
りした時代があった。
現代社会において、一時的な保護入院などを行うことはあっても、同様のことは
あり得ない。
つまり、他者に危害を加える危険性を持っている者も一般社会で私たちと一緒に
生活している。
ただし、加害に至った原因として病気をあげられることは多いが、昨日のブログで
も書いた通り、些細なきっかけや積み重ねによって誰でも加害者になりえる。
じゃあ、どう対処すればよいのだろうか。
『人に寛容な社会を作りつつ、いざという時の自己防衛手段を講じる』
一見矛盾しているようだが、これしかないと思う。