祝!ラグビー日本代表決勝トーナメント進出!!
先月20日に開幕した『ラグビーワールドカップ2019』は、アジア地区では初めて
となる日本開催である。
主催者側は、普段はあまり興味がない人でも、日本で開催されるということで多く
の人が観戦してくれるだろうと考えていた。
がしかし、開幕当初は思ったよりは反応が低かった。
それが!
アイルランドやスコットランドといった強豪国を次々と撃破し、決勝トーナメント
へ駒を進めることになった今、多くの方で盛り上がっているのではないだろうか。
このラグビーという競技は、防具等を全くつけずに体一つでぶつかり合うため、
ほとんどの選手が屈強な肉体を持っている。
そのため、荒々しい競技として一部の方々には毛嫌いされてきたように思うし、
子どもにラグビーを勧める親も非常に少ないと聞いている。
ラグビーでは、ゲームが終了することを『ノーサイド』と表現する。
某局のテレビドラマのタイトルにもなっていたので、聞き覚えがある人もいること
だろうが、「試合が終われば敵も味方もない。」という意味である。
この精神が発揮された出来事があった。
カナダ代表の選手たちが、台風の影響で中止となった開催場所にとどまり、床一面
にたまった泥を掃除するボランティア活動をしてくれた。
屈強な肉体を持った選手たちが参加してくれたことで、作業は大いにはかどった
そうだ。
ラグビーとはそういったスポーツである。