新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、5月8日以降『2類から5類』へ
変更となることを踏まえて、厚生労働省はマスクの着用や換気といった感染対策と
ともに、高齢者施設等の入所者と家族等との面会について「介護保険施設等の運営
基準においては、常に入所者の家族との連携を図るとともに、入所者とその家族と
の交流等の機会を確保するよう努めなければならない等とされており、利用者と
家族との面会の機会の確保に努めていただく必要があります。」と通知している。
何だか真っ当なことを言っているような気もするが、そもそも厚生労働省と関係の
深い諮問委員会等が明確な科学的根拠も示さず「コロナは危険!コロナは危険!」
と連呼し、国民の不安を必要以上に煽ったからこういった結果になったのではない
かと思ったりする。高齢者施設等の関係者から「いまさら何言ってんだ」とのぼや
きが聞こえてきそうだ。
世間では、コロナの呪縛が解けたかのように「花見だ!歓送迎会だ!」と浮足立っ
ている様子が伺える。ここ3年間の自粛生活を考えるとそれもまあ理解できなくは
ない。
それでも我々は、通常通りの感染症対策を粛々と続けていくことになる。