札幌市のイタリア料理店で食事をした客17人が、下痢や腹痛を訴える食中毒が
発生したとの報道を見た。原因となったのは、ウエルシュ菌とのことだった。
いよいよ夏本番、これからは新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスと同様
に食中毒も警戒しなければならない。
加熱調理した料理やコンビニ等で買ってきたお弁当などを室内で長時間放置して
いるとあっという間に菌が繁殖してしまう。
すぐに食べないのであれば、冷蔵庫などで保管することを強くお勧めしたい。
介護を必要とする高齢者が身近にいらっしゃる方々は、そういったことに注意を
払っていただけると大変ありがたい。
その他にも、熱中症や脱水症についても気を配ってほしい。
どうしても年齢を重ねると感覚が鈍くなってきてしまうことが多く見受けられる。
室温の感覚、口渇の感覚など、自分自身の身に起きていることへの自覚症状が鈍感
になってしまうことがある。
そういった場合には、周りにいる人がひと声かけることによって大事に至ることを
未然に防げたりする。
私たちも、介護を必要とする高齢者の生活や生命を脅かす原因を少しでも取り除く
ことができるように努めたい。