北海道江別市でケアプランセンター、小規模多機能ホーム、デイサービス、訪問看護ステーションを運営するみのりの丘グループ

みのりの丘

みのりの丘代表ブログ

ナーシングホームの実地指導

2023.9.19

先週末、当方が運営する「ナーシングホームみのりの丘」が、江別市による『実地

指導』を受けた。

先月の小規模多機能ホームみのりの丘と合わせて2カ月連続となったこともあって

江別市の担当者に「何だか続いているけど、我々何か悪いことでもした?」と冗談

で聞いたところ、「たまたまです」と笑われた。

 

先月の当ブログでもお伝えした通りのことを繰り返すようだが・・・

介護保険制度の下で介護サービス事業を行う事業者は、5~6年に一度、指定権者

である都道府県あるいは市区町村の訪問を受けて、法令に沿った適切な事業運営が

行われているかを確認する『実地指導』を受けることとなっている。

この実地指導を『監査』と表現する業界の方もいるが、それは正しくない。

実地指導は、文字通り指導を受ける場ではあるが、行政処分を受けることを前提と

したものではなく、行政と現場との意見交換に近いものである。

介護サービスの現場では、法令を適切に理解して運営しているつもりでいても、

その解釈を間違えていたり、判断に迷っていることがある。

そのため、行政の担当者との意見交換は、日頃の事業運営を整理することができる

絶好の場となることが多い。

 

先月に同じ多機能系サービスの実地指導を受けたばかりということもあって、和や

かな雰囲気をかもし出していたが、指導を頂く中で改めて感じたのは、同じ多機能

系サービスであっても、医療系サービスの看護小規模多機能と福祉系サービスの

小規模多機能とでは、考え方や運営の在り方に異なる点が多くあるということだ。

わかってはいたつもりだったが、指導を受けることでより明確に認識することが

できて、今回の実地指導も我々にとってはとても有意義な場となった。

 

とても勉強になりました。

ありがとうございます。