ここ数週、当方スタッフやそのご家族と学校の間でインフルエンザウイルス感染が
流行し始めている。
十分に注意していても、「感染しない」ことを防ぐことは難しい。それでも、当方
スタッフは皆既にインフルエンザ予防接種を受けていることもあって、重篤な症状
を患っている者もなく、日頃から感染症に高い意識を持って対処しているため感染
症拡大も防ぐことができている。
新型コロナウイルス感染症が拡大していた際に、当ブログで何度も指摘してきた
ことではあるが、要援護高齢者にとっては、インフルエンザウイルスも新型コロナ
ウイルスと同等に危険な存在である。
にもかかわらず、マスメディアからインフルエンザのイの字も聞こえてこない。
新型コロナウイルス感染症拡大の際には、あれほど”バカ騒ぎ”していたのに、この
不自然なまでの沈黙は何なのだろうか。
彼らが如何に流行りに乗るだけの適当な情報しか提供しないいい加減な存在である
かを自ら知らしめている。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ということわざはあるが、世の中から全てのウイル
スが消滅することはない。人間の生活におけるウイルスが喉元を過ぎることはなく
常に喉元に留まっている状況にある。そして、どれほど弱毒なウイルスであっても
人間を死に至らしめる危険性を持っている。
喉元に留まっているウイルスは”うがい”そして”手洗い”で遠ざけるよりほかにない
ので、感染症予防の基本に則って生活を続けることが大切である。