つい先日に年が明けたと思っていたら、あっという間に2月になっていた。
この1か月間を振り返るとそんな気分である。
年明けから震災や痛ましい事故で多くの国民の尊い命が奪われてしまった。また
未だに行方が分かっていない方や日常生活を取り戻すことができず避難生活を余儀
なくされている方も大勢いる。
北海道の同業者の中には、ボランティアとして被災地に出向いている方やこれから
という方もいらっしゃるようだ。こうした支援に出向く方には心から敬意を表すと
ともに無事の帰還を願っている。
私も「被災地へ出向いて少しでも現地の方のお役に立ちたい」という気持ちを持っ
てここ数週間過ごしてきたが、現業を置いて出向くことが難しくもどかしく感じて
いる。
今は、日々の業務に加えて、4月と6月に改訂される介護報酬の変更内容に対応
するための準備に追われている。
そんな忙しい日々に追い打ちをかけているのが、積雪による交通渋滞である。
札幌市から車を走らせていると、江別市に入って突然道幅が狭くなっていることに
気が付く。しかも、枝道というよりは国道や主要道路で顕著に見受けられる状況に
ある。
行政は、限られた財源や人員の中でやりくりしているのだろうからとも思うので
あまり文句も言えないが、車の移動は夏場の倍の時間がかかっていることもまた
事実である。
行政には、この事実を認識したうえで通所系サービス等の送迎を急かすような指導
だけはしないでもらいたいと切に願う。
昨日は、高速道路で複数の多重事故が発生しており、お亡くなりになった方もいら
っしゃるようだ。
「とにかくこの時期は仕方がない。ゆっくり行こう!」と皆が呪文のように唱えな
がら行動しないと痛ましい事故が減ることはないし、結果として交通渋滞がより
一層増えることになる。