当ブログで何度かお伝えしているが、私は今年度、大麻第二住区自治連合会の
副会長を拝命していることもあり、同会の催しを主催したり、お手伝いしている。
また、同連合会にはいくつかの専門部会があり、私は『文化広報部会』の部長も
兼務している。
同部会では、先に開催した文化講演会の主催や広報誌の発行(年2回)が主な活動
となっている。
その広報誌を今月中に発行すべく、部会長である私は紙面校正の真っ最中である。
そんな中で、各自治会から頂いた話題を見ていると、
「年々参加者が減り、今年でこの行事は最後になります。」とか「各地区で見られ
ていたこの行事は、今ではここだけになってしまいました。」といった寂しい話題
が非常に多いことに気が付いた。
江別市内の中でも『大麻地区』は、唯一人口が微増しており、過疎化が進んでいる
わけではない。また、宅地造成も盛んにおこなわれており、若い世代の移住や定住
が進んでいる。
とすると、これも時代背景によるものだろうか。
地域活性には、時として『打ち上げ花火』のように派手なイベントや大型店舗の
出店、活性化プロジェクトといった見た目にわかりやすいものが必要とされる場合
がある。
しかし、本当の意味での地域活性は、「ない物を無理して作る。」ではなく、
「あるものを大事に育てる。」ことではないかと感じる。
地域住民のニーズに合わせて、多少の改良は加えてでも、今まで行ってきた行事を
続けることこそが地域活性につながるのではないだろうか