北海道江別市でケアプランセンター、小規模多機能ホーム、デイサービス、訪問看護ステーションを運営するみのりの丘グループ

みのりの丘

みのりの丘代表ブログ

定年の年齢設定

2019.3.13

私が幼いころ、「男女とも平均寿命が70歳を超えた。」というニュースが流れて

いたような記憶がある。

今では、男女とも平均寿命は80歳を優に超えており、女性に至っては90歳を

超える勢いである。

 

職業柄、ご高齢者とお会いする機会は多いが、社会人1年生のころ100歳を超える方

とお会いすることはそう多くはなかった。

最近では、特に珍しいということはなく、日常的にそういった方々とお会いする。

 

こうした状況に伴って、定年の年齢も少しずつ延びてきており、当方の規定では、

70歳を定年としている。

 

『定年』はなぜ存在するのか?

社会背景や諸制度によって生み出されたものではあるが、私個人の考えとしては、

『労働者としての伸びしろがある年齢』ではないかと思っている。

 

人は皆、毎年1歳年を取る。

年を重ねるうちに、身体機能や記憶力の衰えを感じる。

しかし、積み重ねた経験や知識、技術は、その衰えを凌駕し、毎年成長を続ける

ことができるのでないかと思う。

 

そして、その伸びしろが定量に達した時に、労働者としての自分を見直す機会が

『定年』ではないだろうか。

 

当方には、70歳を超えるスタッフがおり、これから70歳を迎えようとしている

スタッフも何人かいるが、とても定量に達したとは思えない仕事ぶりである。

 

定年の年齢を見直してもよい時期に来ているようだ。