北海道江別市でケアプランセンター、小規模多機能ホーム、デイサービス、訪問看護ステーションを運営するみのりの丘グループ

みのりの丘

みのりの丘代表ブログ

月別: 2019年12月

自主事業忘年会(野幌編)

2019.12.11

当ブログで何度も紹介していることではあるが、当方は介護保険サービス事業以外

に地域交流や介護予防に資する自主事業を行っている。

 

そして、大麻と野幌の二拠点で毎年この時期に自主事業にご参加いただいている

地域の方々をお招きして『忘年会』を開催している。

 

今日は野幌地区の忘年会を開催した。

細やかではあるが、当方で料理と飲物を準備して『お・も・て・な・し』。

 

 

当方の事業に日頃からご参加いただいている方々ばかりなので、「運動貯金がある

から今日はたらふく飲み食いするぞ!」という掛け声にも「そのとおりだ!」と

受けてしまった。

 

私より年が上の方ばかりであったが、たくさんの元気をいただいた気がする。

ご参加ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

 

高齢者ドライバー3

2019.12.10

当ブログでこの話題を取り上げるのは3度目になる。

 

先週の金曜日、私たちが日常的に利用しているイオン江別店の駐車場で高齢者

ドライバーによる事故が発生した。

80代男性の運転する車が、駐車してあった十数台の車に次々とぶつかっていった

とのことで、『アクセルとブレーキの踏み間違え』が原因らしい。

 

けが人はいなかったことが幸いした事故ではあるが、

注目すべきは、そのドライバーが前月に同じ場所で同じような事故を起こしている

という点である。

 

恐らく、ご家族や周囲の方々は前回の事故のことも知っているだろう。

しかし結果だけ見ると、今回の事故を未然に防ぐことはできなかった。

 

人は皆、生活を維持する上で『外出』することが不可欠である。

外出先やその用途によって手段は変わる。

ただし、高齢になるほどその手段が限られてくる。

 

今まで歩いて行っていた外出が体の問題で難しくなることは珍しくない。

そうすると『車』という手段が重宝される。

 

なので、外出する手段が確保されていなければ、無謀と分かっていても車を運転

してしまうし、周囲も黙認してしまう。

 

一部では、「高齢者ドライバーへの規制や罰則の強化」を求める声が強くある。

これだけ多くの事故が発生していて、中には幼い子が事故に巻き込まれるなどの

報道を聞くとそのように言いたくなる気持ちは十分に理解できる。

 

ただ、高齢者にとっての車の運転が、生活や生命を維持することが前提に立って

いる以上、規制や罰則を変えてもこうした事故が減ることはないだろう。

 

こうした問題は、社会保障の枠組みで考えるべきではないだろうか。

 

地域コミュニティーサロンのイベント

2019.12.9

当方事業所の隣にある地域コミュニティサロンで就労支援事業所『スマイル

ミー』さん主催のイベント第二弾!が開催される。

 

前月にも開催された同イベントには多く方にご来場いただいた。

その際には、実用性が高く、可愛らしい小物が激安価格で販売されていたり、

200円でおいしいカレーライスが販売されていた。

 

今回は、「前回の出店に間に合わせることができなかった『揚げない唐揚げ』を

出します。」と主催者が張り切っている。

 

より多くの方々のご来場をお待ちしたい!

地域交流スペースたんぽぽ(スノーボールを作ろう)

2019.12.6

当ブログでは久しぶりとなる、毎週金曜日に開催している地域交流カフェを

ご紹介したい。

今回の食事前のイベントは、『スノーボールを作ろう』だった。

 

『スノーボール』とは、お土産品などでよく見かける

こういうの!

ひっくり返して元に戻すと、下に溜まっていた白い粉が雪のようにヒラヒラ

舞い落ちてくる。

 

手軽に揃えられるもので創作することをモットーとしている我々が準備した

これらの材料で作ってみた。

 

いつものことながら、皆さん和気あいあいと楽しんで活動されている。

 

 

出来上がりはこんな感じに!

 

静止画像ではなかなか伝わりにくいが、とてもきれいに仕上がった。

 

活動の後はいつものように皆で食事!今日はこんなメニュー。

近所にお住いのカツエさんが作る料理はとにかく美味い!

 

皆でおいしくいただきました。

 

信頼される専門職とは?

2019.12.4

ここ最近、「担当のケアマネージャーを変えたい。」と望む方々の話をやたらと

耳にする。

 

当ブログの『居宅介護支援費の有料化』で取り上げたように、ケアマネージャー

の多くは、「自己負担金が発生することで、ご利用者やご家族からの有用性が低い

あるいは現実的ではない要望(いわゆるゴリ押し)を引き受けざるを得ない状況に

なりやすい。」ことを恐れている。

 

なぜ、そんなに恐れるのか?

それは、『いわゆるゴリ押し』に応対しなければ、ご利用者やご家族が自分の

元から離れてしまうと考えているからである。

 

例えるなら、患者が「先生に〇〇という薬を出してほしいと頼んだのに、処方して

もらえなかった。あの先生にはもうかからない。」となることを恐れ、必要のない

薬でも処方してしまう医者と類似する状況といったところか。

 

このように、顧客の要望に専門性を示さず受け入れて対応することを『御用聞き』

と表現することがあり、我々の業界でも『御用聞きケアマネ』と揶揄される。

 

本来の意味はさておき、この『御用聞き』と揶揄される専門職に欠落していること

は『説明と同意』の手続きである。

 

先ほどの医者と患者のやりとりで考えると、

①なぜ、〇〇という薬が必要と患者が考えているのか。

②患者が考えているその症状に最も有効な手立ては何であるか。

③〇〇という薬がその症状に無効あるいは有害であること。

といった手順で、患者にわかりやすく説明して、同意していただく必要がある。

 

こういった手順を面倒に感じて怠る、または専門性が低く手順どおりに進めること

ができない専門職が『御用聞き』に成り下がる。

 

さらに言えば、「説明された内容を理解はできても受け入れられない。」という

顧客側の心理が働くことも珍しくないため、同意を得るためにはある程度の時間や

労力を必要とすることも多い。

 

ここで、手間暇を惜しんで『強引に説得して、無理やり同意させる』と当然のこと

ながら顧客の心は離れていく。

 

前述の専門職には、医療や介護、福祉にかかわる専門的な知識とともに『コミュ

ニケーションスキル』が強く求められる。

自分にそのスキルが備わっていないことを棚に上げて、『ゴリ押し』などと言って

顧客側に責任を転嫁すること自体、専門職とはいいがたい。

 

ご利用者やご家族が「ケアマネージャーを変えたい。」というのは、自分の要望を

聞いてくれないからではない。『説明と同意』の手順が不十分で信用できないから

に他ならない。

 

師走!

2019.12.2

「もう12月だ!年の暮れだ!月日が経つのは早い!」との声を方々で聞く。

自分に置き換えてみても、例年と比べて今年はとても早く過ぎたように感じる。

 

元号がかわり、消費税が増税されるといった社会環境の変化への対応に四苦八苦

した1年であった。

 

また、ラグビーワールドカップ日本大会開催や渋野さんのゴルフメジャー大会優勝

来年控える東京オリンピックへ向けた予選会や一連の騒動など、スポーツ界も例年

になく盛り上がったように思う。

 

当方においても、次年度に予定している新規大型事業への準備に追われる日々で

あった。(ちなみにまだ完了していない。)

 

本当に色々あった1年であるが、残り1ヶ月を無事に過ごすことを祈りたい。

また、これから忘年会シーズンが到来する。当方が主催する忘年会もあれば、他方

からお誘いを受けているものも幾つかある。

 

飲みすぎを含めた体調管理には十分に留意して、良い年を迎えたい。