北海道江別市でケアプランセンター、小規模多機能ホーム、デイサービス、訪問介護施設を運営するみのりの丘グループ

みのりの丘

みのりの丘代表ブログ

月別: 2020年7月

新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業

2020.7.9

先月、厚生労働省から示された『新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業』の

具体的な申請方法が昨日改めて示された。

 

この事業は、医療や介護事業者を救済する目的で、内容に応じて支援金を支給する

というものである。

「新型コロナウイルス感染症患者に対応した職員には20万円が支給される」と

言えば、聞き覚えがある方もいらっしゃるだろう。

その他にも上限額は決められているが、備品や消耗品など感染症対策に必要な

かかり増し経費が支援金の対象となっている。

 

生命に直結する事業だけに、支援金の支給という形で大切に扱っていただけること

に感謝の気持ちが絶えない。

 

ようやく、その申請書類一式に目を通し終えたが、申請するには相当な手間暇を

要するボリューミーな内容となっていた。(ヤレヤレだ)

 

ただし、一経営者という立場から考えると、他業種で経営がひっ迫している事業者

が山のように存在している中で、我々のような業種が特別扱いされることには複雑

な思いがある。

そういう意味では、申請書類が山のようにあろうとも文句を言えた立場ではない。

 

早速、書類づくりに勤しみたいと思う。

食中毒が発生しやすい季節です

2020.7.7

毎週火曜日は、

私が、ご利用者へ提供する昼食の『検食』が割り当てられている日である。

 

検食とは、調理過程でしっかり火が通っているかどうかと言った食中毒予防の観点

と、ご利用者にとって食べやすい内容となっているかと言った観点で、食事を提供

する前にあらかじめ決められた者が確認を行うことである。

 

<今日のメニュー>

 

<検食簿>

 

平成28年に『給食センター』を立ち上げて、今年で5年目に入る。

今のところは大きな問題も発生させずにここまで来ている。また、昨日の当ブログ

でもご紹介したように持ち帰り用弁当の販売を開始するなど、地域の皆様のお役に

立てるよう日夜努力を続けている。

 

新型コロナウイルスも決して侮ってはいけないが、これからの季節は食中毒も

侮れない。

様々なウイルスに翻弄されて、いささかうんざりしている方もいらっしゃるかも

しれないが、今一度気を引き締めて対策していただきたい。

 

コミュニケーションツールと食事

2020.7.3

コロナ禍で飲食業界も生き残りをかけて様々な形に業態を変化させている。

その中でも顕著にみられる変化は、『テイクアウト』ではなかろうか。

 

社会環境の変化に伴い、限られた時間に自宅や職場で手軽に食事を摂る手段として

テイクアウト方式は非常に利便性が高く、多くの事業者が参入するとともに利用者

も爆発的に増えた。

 

かたや、外食は単なる食事ではなく、家族や友人とのコミュニケーションツール

として利用する方も多くいる。

 

しかし、コロナ禍の外出自粛ムードが相まって、外食する人が激減し、多くの事業

者が倒産の危機にあえいでいる。

そこで、本来は外食メインの業態を変化あるいは追加する形でテイクアウトを導入

する事業者が増えてきた。

 

さらに時代は進化を続けており、

テイクアウト等で飲食物を自宅に準備して、SNSアプリツール等を活用して友人と

パソコン等の画面を通じて対面して行う『オンライン飲み会』が流行している。

 

自宅にいながら、離れた場所にいる家族や友人と飲食を共にして、コミュニケー

ションをとることができるため、若者を中心に活用されている。

 

時代は変化を続け、その変化に沿って様々な進化が生まれる。

当方でも、こうした変化に沿って、持ち帰り用のお弁当の販売を今月1日から開始

した。私も、顧客第1号となって体験してみた。

手前みそではあるが、値段を考えるとボリュームがあり、とても美味しかった。

税込み450円!是非ご賞味ください。

 

ともあれ、時代は変化し続けても、コミュニケーションを求めているという点に

おいては、どの時代も変わらずあるということか。

支える人も支えられている

2020.7.2

総括するにはいささか早い気もするが、

独立・開業して10年、今年ほど神経を使った年はなかったように思う。

 

『新型コロナウイルス感染症』には、それほど強烈な影響を受けた。

 

「身内から感染者を一人として出してはいけない。まして、ご利用者へ感染させる

ことなどもってのほか。」との思いから、必要以上に神経が過敏になっていたよう

に思う。

また、経営的側面においても、これほどの苦しみを味わったことはなかった。

いくつかの苦渋の選択をしなければならなかったことがいまだに悔やまれる。

 

そんなおり、当方の自主事業にご参加いただいている会員の方からお叱りとともに

あたたかな激励のこもったメールを頂戴した。

「苦しい時こそ基本に立ち戻り、前向きに」という言葉を受けて、ここ最近の自分

のふるまいを恥ずかしく思う。

 

猛威を振るっているこの感染症は、年単位で続くことだろう。

しかし、下を向いている暇はない。

そんな気持ちにさせてくれる心のこもったメールに感謝の気持ちが絶えない。

 

お陰様で、経営的側面においては軌道に戻りつつあり、先送りした事業も順調に

進めることができている。

 

『経営者は孤独な稼業』とよく言うが、そうでもないかもしれない。

支えてくださる方々が大勢自分の周りにいるのだから。

役割を放棄してしまえば次につながらない

2020.7.1

介護支援専門員(ケアマネジャー)の役割は、

「困りごとを抱えている人(利用者)」と「支援する人や物、制度(社会資源)」

との縁結びを行うことにある。

 

そのため、直接的な支援を行うことはあまりない。

 

しかし、現実的には「困りごとを解決するための社会資源が見当たらず、目の前の

困りごとを解決するためには自分が支援者として動くしかない」という場面に遭遇

することがある。

 

先日、身寄りがいない方の病院受診の送り迎えと付き添いを行った。

お金がない、時間がない、支援者がいないなど様々な条件が重なってしまい、適当

な社会資源との縁結びを行うことができず、結果として自分が支援者となることを

選択した。

 

しかし、私としては、こうした行為は介護支援専門員として非常に不適切であると

考えている。

「適当な社会資源を見つけて調整する」という本来の役割を放棄して、安易な方法

で問題を解決しようとしたに過ぎない。

 

介護支援専門員の中に、時には支援者となる役割も適切と思っている人がいる。

が、それは違う。

 

困りごとを抱えている人にとって支援は、安定供給してもらいたいものである。

 

介護支援専門員は、介護保険制度の下で唯一、『社会資源の発掘や創造』の役割を

与えられている。

その役割を放棄してしまえば、その次に困りごとを抱えた人への対応がおろそかに

なってしまう。

 

仕方がなかったとはいえ、今回の自分の選択を恥じている。