北海道江別市でケアプランセンター、小規模多機能ホーム、デイサービス、訪問看護ステーションを運営するみのりの丘グループ

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みのりの丘代表ブログ

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ターミナルケアにおけるカンファレンス

2019.2.6

昨日、終末期を迎えているご利用者とそのご家族への支援の在り方について

ケアカンファレンスを行った。

 

出席いただいたのは、主治医でもある江別訪問診療所の日下先生、本田看護師、

当方の訪問看護師とケアマネージャーである。

 

今回のカンファレンスの目的はいくつかあるが、

その一つには、本事例を通じて、今後増え続けるであろう『ターミナルケア』を

適切に進める上で必要なことを確認することにあった。

 

同カンファレンス内で話し合われたことは、それぞれの職種にとって、新たな

気付きが生まれる大変有意義なものだった。

 

そして、今朝方

そのご利用者がお亡くなりになったという訃報が入ってきた。

この場で、ご冥福をお祈り申し上げたい。

 

「やり残したことはないか」という自問自答に終わりはない。

独居生活への支援

2019.2.5

先日、当方の介護サービスをご利用されている方のお宅を訪問したスタッフが

同ご利用者が、布団の上ですでにお亡くなりになっているところを発見する事態が

起きた。

このご利用者は一人暮らしで、当方がほぼ毎日自宅訪問にて支援していた。

 

発見したスタッフは、動揺しながらもご家族、警察、救急、職場へ連絡を取り、

その場でできうる限りの対応をした。

 

病院等以外でお亡くなりになった場合には、『変死』の扱いとなり、警察による

『検視』が行われる。

事業所の管理者と共に検視の立会いを終えて戻ってきたスタッフは憔悴していた。

 

「もう少し早く自宅へ行っていれば。こうしていれば。あのようにしていれば。」

と、悔やむ気持ちでいっぱいになる。

 

しかし、病院や施設でも気が付いた時にはすでに亡くなっていたということが

あり、一人暮らしの自宅ではなおのことその危険性が高い。

 

そうした中で、少しでも不安なく生活することができるように支援することが我々

の責務であるが、明確な正解というものはなく、一人一人に対して丁寧にかかわっ

ていくほかない。

 

同時に、スタッフに対するケアも重要な視点となるだろう。

 

久しぶり!

2019.2.1

本日、サッカーアジアカップの決勝戦が行われる。

試合は、日本時間の23時頃から開始される予定でいるが、スポーツ観戦が好きな私

としては、眠い目をこすりながらでも応援したいと思う。

勝利すると8年ぶりと、久しぶりの優勝となる。

 

久しぶりと言えば、昨日、二十数年ぶりに会う仲間と会食を楽しんだ。

学生時代に某新聞社でアルバイトしていた仲間たちだ。

中には、報道機関へ就職していた者もいたし、私のように全く別の業界に身を

置く者もいた。

 

昔を懐かしみながらも、近況を報告し合い、楽しいひと時を過ごすことができた。

 

大先輩って何だ?

つかの間の休日

2019.1.30

年末年始は何かと忙しくしていたこともあり、まとまった休みを取ることができ

なかったが、ようやく少し落ち着いてきたので、1泊2日の小旅行へ出かけた。

 

出かけた先は、何度か訪れたことがある温泉宿であったが、看板犬もじぃを連れて

伺うのは初めてだった。

 

その宿には、看板犬『モコ』ちゃんがいる。

大型のピレネー犬であるが、非常におとなしいので、会うたびに癒される。

 

こちらの看板犬との相性はいかがなものかと顔を突き合わせてみた。

「おっ、意外といい感じじゃん!」

と思ったのもつかの間、やんちゃな『もじぃ』は、ジャレついて吠えられ、あっと

いう間に嫌われてしまった。

 

つかの間の休息、少しはリフレッシュできたように思うが、『もじぃ』は疲れて

帰ってきた様子である。

スノーキャンドル

2019.1.30

昨日、当方の施設の隣に立ち上げた『地域コミュニティーサロンぽんて』で寒い冬

に心があったまる素敵なイベントが催された。

 

主催者に聞いたところ、「正式名称はない。」とのことだったため、私が勝手に

『スノーキャンドル』と名付けてみた。

 

バケツなどの容器を利用して、中が空洞になる筒状の氷を作り、絵具で色づけた

氷で装飾する。

 

中にロウソクを入れて、明かりをともせば完成である。

 

今回は、学童保育に来ている子供たちと一緒に作った。

 

一昔前までは、市内の各所で同様の催しが行われていたそうであるが、予算や人員

の都合などで中止してしまうところが増えたらしい。

 

 

出来たスノーキャンドルは、当方の施設がある商店街に並べさせていただいた。

 

こうしたささやかな活動を今後も続けていきたい。

 

地域交流スペースたんぽぽ(新春マジックショー)

2019.1.25

毎週金曜日に開催している地域交流カフェを今回もご紹介します。

 

先週の『スコップ三味線』に続き、今回は『マジックショー』です。

いつもは一参加者である会員さんによる新春マジック!

 

素人離れしたテクニックを披露していただきました。

会場は大盛り上がりで、新年にふさわしい楽しいひと時を過ごせました。

稲村さん、ありがとう!かっこよかったよ!!

 

ショーのあとは、いつものお食事会。

 

相変わらず、美味しそーです。

 

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

高齢者を『ダシ』に使う文化?

2019.1.23

昨日、行政手続きの電子化を推進する『デジタルファースト法案』に関する報道

が流れており、その中で『日本のはんこ文化』の今後が話題となっていた。

 

私自身、一個人として、介護の専門職として、会社の経営者として日常的に印鑑を

使用している。

その種類も法人印、銀行印、個人の実印、認めで使用する三文判、シャチハタなど

様々な印鑑をそれぞれの場面で使い分けて使用している。

 

ほぼ毎日のように使用している印鑑であるが、

報道の中で某担当大臣も同様のことを言っていた「ここで、この印鑑を押す

ことに何の意味があるのだろうか。」と思うことも日常的にある。

 

もう一つ、同報道で気になったことは、

どっかの国会議員が「ハンコは、日本の文化であり、特に高齢者に名なじみ深い

物なので無くすべきではない。」と言っていたことである。

 

業務上、高齢者と契約書類等を取り交わす中で、「印鑑必要かい?うまく押せない

し面倒だ。代わりに押してくれるかい?」といったやり取りが頻繁にある。

 

たしかに、ハンコは文化かもしれないし、完全に無くす必要もないとは思うが、

若者であれ、高齢者であれ、利便性の恩恵は等しく受ける権利がある。

 

一国会議員の私見を訴えるために高齢者を『ダシ』に使うのはやめてもらいたい

ものである。

なんじゃこの雪の量は!

2019.1.21

今日は、大雪で多くのスケジュールを見直ししなければならなくなった。

 

可能な限りの訪問の予定をキャンセルして、事業所で待機しつつ、除雪作業に

追われた。5分前に車の雪を下ろしてもこのありさまである。

 

市内にある複数の通所介護(デイサービス)事業所から「本日は大雪のため休業

します。」との連絡が入った。

当方の事業所も時間短縮などして、対応にあたろうと思う。

 

避けられない訪問業務をこなしたが、ほとんど前が見えず、非常に危険な状況

だった。

 

こういう日は、急用以外の外出は避けたほうが良いだろう。

 

地域交流スペースたんぽぽ(スコップ三味線)

2019.1.18

毎週金曜日に開催している地域交流カフェを今回もご紹介します。

 

年始めの初笑いはやっぱいこの人!

皆さんご存知、『スコップ三味線の名手』石川さんによる生ライブですね。

 

手作りの三味線1本片手に、各地で演奏しているこの方のパワーを少し分けて

ほしいのもです。

 

4月にまた来てくれるそうですが、とても楽しみです。

居宅介護支援事業所の実地指導

2019.1.17

先月に当ブログでもご紹介した訪問看護ステーションの『実地指導』に引き続き、

『居宅介護支援事業所の実地指導』が本日行われた。

 

居宅介護支援事業所は、昨年度までは道が管轄であったが、今年度から江別市の

所管となったため、江別市の担当者が来所された。

 

結果としては、概ね法令を遵守した運営になっているとのことであったが、若干の

書類の不備などがあり、反省すべき点はあった。

担当者の方々は、非常にわかりやすく丁寧にご指導してくださったし、今後に

役立つ様々なアドバイスも下さった。

今後の事業運営にとって、非常に有意義な時間を持つことができた。